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【要約・感想】『引き算する勇気』アップルやスターバックスの強さの源泉!

今回読んだ本は、「引き算する勇気-会社を強くする逆転発想」。

 目次

 

引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想

引き算する勇気 ―会社を強くする逆転発想

 

 「引き算する勇気」要約

読書時間 :   1時間(215p)
内容 :   中小企業は足し算するのではなく、引き算をして事業せよ!
本のポイント :   モノからコトへ消費は変化し、今専門が強い市場環境へ。
本の種類 :   ビジネス・ブランディング
初版 :   2015年

 

「シンプルイズザベスト」

本書では一貫して、「なぜ引き算が大事か?、引き算企業の事例、引き算の仕方」が書かれている。

 

今の市場で、ただ物が良いだけでは、消費者は買わないということは自明である。

 

消費者の体験や共感を喚起するモノが求められている。

 

本書では、スターバックス、アップルなどブランディングの成功している会社を含め、日本の「炭焼きレストランさわやか」や「CoCo壱番屋カレー」を事例に挙げて、シンプルな会社の成功例を挙げる。

 

私が思うに、シンプルがいいことはみな知っている。

ではなぜ、仕事や私生活に活かせないのかというと、引き算思考が身についていないからだと思う。

 

この本では、引き算思考の大事さやポイントを教えてくれる。

本記事では、中身を踏まえて、シンプルの実践を紹介していく。

 

  • 読んで欲しい人

・ブランディングに関わる人

・ブログをやる人

・仕事の効率を上げたい人

 

 「何をしないか」を議論することは少ない

会社や所属する組織において、「何をするか」はよく議論される。

 

しかし、引き算、つまり「やらない」ことを議論することは少ない。

 

これは私生活でも当てはまる。

ブログも同様で、とりあえず記事数を稼いでもあまり意味がない。

 

なぜ引き算をしないのか?

本書から引用すると、

・足し算をすると、人は何となく安心する

・人は、失うことに恐怖を感じる

・捨てることは学んでこなかった

など挙げられている。

 

さらに、会社において

「やりましょう!」or「それはやらないほうがいい!」

では、「やりましょう!」の方が印象がいいという結果が出ているという。

 

つまり、人はそもそも心理的に引き算をすることにネガティブなイメージを持っているのだ。

 

これは重要な前提である。

なぜなら、この前提がなければ対処できないからだ。

 

☆ポイント

私たちは、引き算をすることを戦略の一つとして常に念頭におくように習慣づける必要がある。

 

総合が専門を超えることは難しくなっている

需要が多様化し、人々はそれぞれの価値観に適したライフスタイルを選べるようになった。

 

すると、総合ではなく専門の方が強みを持つ。

「プリンやケーキの店」より、「プリンの専門店」に魅力を覚えるのだ。

 

ただし、専門性の強みには条件がある。

 

第一は、顧客にとって価値があることである。

第二は、独自性があることである。

第三は、自社の専門性や独自の技術などを背景としていることである。

 

つまり、引き算とは「専門性=強み」に徹底的にこだわることである。

 

本当にそれは必要なのか?顧客に価値がある機能なのか?自社にしかできないことなのか?・・・徹底的に考え抜く必要がある。

 

☆ポイント

ただ引き算をするだけでなく、専門性を活かすために工夫し、考えること。 

 

世界一のクラゲ水族館「鶴岡市立加茂水族館」の事例

鶴岡市立加茂水族館 | 世界一のクラゲ水族館 鶴岡市立加茂水族館

 

サイトに入るとすぐに、クラゲの文字。

本書で紹介されているこの水族館は、クラゲに特化した水族館だ。

 

潰れかけていた地方水族館で、開館当初の半分以下まで集客が落ち込んでいたところ「足し算」をして人気の動物などを入れたりしていたらしい。

 

しかし、うまくいかない。

ある日クラゲに湧くお客さんを見たときに閃いたらしい。

「クラゲ専門の水族館として世界一になろう」

 

その後、クラゲ以外をどんどん縮小して、クラゲに特化した結果、今では大人気の水族館になっているという。

 

☆ポイント

この他にも様々な事例が紹介されているが、やはり全てに共通しているのは「引き算して専門にする」ということだ。

 

まとめ:ブログも引き算?

本書の続きとして、「引き算のあとは掛け算しろ!」という章もある。

下手な例で言えば、専門性を2つかけ合わせるということだろう。

 

これを読んで、ブログや他の活動も見直す必要があると思った。

専門に特化した方が、見てくれる人にとって必要な情報が得やすいからだ。

 

このブログでは、雑記として様々な記事を書いてしまっているが、「引き算」できていないw

 

これからの時代、個人のブランディングも含めて、どこに特化し、どのコミュニティで掛け算するのかを考えていく必要がありそうだ。